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ベルボンのスマホ用三脚は伝統を重んじつつも縛られていない新しい商品だ

 しかし伝統とはなんだろうか。つくづく思う。良く、今となっては意味不明な伝統というものがある。こんなことしなくてもいいのにというやつだ。それは、紐の結び方から、お辞儀の仕方、場合によっては歩き方まで様々だ。
 
 PTDC1898.JPG以前に勤めていた出版社でのことだ。確か、奥側のトイレは社長専用という不文律があった。もっとも、別に他のトイレと何ら変わることはない。広さも同じだし。同じ清掃会社の人が同じように掃除をしていただいていた。だが、もはやそれは伝統になっていたようだ。どうも不思議だった。それで、調べてみたのだが、なかなか謂れがわからない。が、ようやくわかった。創業者が強度の痔持ちだったのだ。だから、トイレは長くなる。仕方ないから、社員は他のトイレに行く。そのうち、社長が使っているトイレ=社員は入ってはいけない、ということになったようだ。何か、キナ臭い話であった。それを知ってから、平然とそのトイレを使うようにしたところ、どういうわけか上司からイヤミを言われたりしたのだ。まぁ、伝統などというものは所詮、根っこはこんなものだ。いつの間にか、なんでもないことが有難がるもとになったりする。

 もっとも、伝統を全否定するつもりはない。それは、明確な実用的な理由があり、きっちりと受け継がれているものもあるからだ。これは、伝統というよりも伝承の分野だが。例えば、山の深くには山姥のような恐ろしい存在がいるというやつだ。聞くところによると、これは山菜取りなどで山に深く迷い込み、遭難するのを予防するために、こういう形で伝えたらしい。摩訶不思議の形にしたほうが、伝わりやすい場合もあるのだ。

 もちろん、ほかにも役に立つ伝統というものはある。だから、全否定するものではないし、尊重すべきところは尊重すべきだ。が、そんなものに縛られる必要はないのではないか、ということだ。伝統は重んじるが、拘束されず、だ。何やら、旧大英帝国のモットーである。『国王は君臨すれども統治せず』とゴロが似ていていい感じがする、と勝手に思った。

 ところで、写真用品である。ベルボンという言わずとしれた三脚の老舗メーカーがある。常に、本格派の商材を追い求めて開発し発売する。根っからの写真業界メーカーである。が、ここのところ、違う動きをしてきている。そのひとつが、スマホ用品の充実である。本格派三脚とスマホ用品とは合わない気がするが、これがどうして、意外にうまくマッチングさせているのである。特に、スマホ撮影時の三脚であるアイキューブなどは、キューブ三脚とスマホホルダーをうまく混合させた商材。まさに、伝統を尊重しつつ、縛られずに商品開発をしたのだ。ちなみに、ベルボンは今は音楽の譜面台の開発もしている。これも、ベルボンらしい伝統の技術と、新たなスタイルをマッチングさせている。縛られていないのだ。

 まさに、ベルボンのスマホ用アイキューブ三脚は伝統を尊重しつつも縛られてない自由な商品、なのだ。

 しかし・・本当にそうだよなぁ。。ベルボンといったら、広報のマタさんの顔が思い浮かぶが、昔からのユーモア的なイメージを保ちつつも、中身はしっかり今のオトコとして筋トレを欠かさないシビアさを持っているからかなぁ・・。まるで、昔懐かしい、大藪春彦のハードボイル小説の主人公のようだ。さすがだよ、マタさん。

マルミ光機は単眼と複眼のバランスの取れた販促展開のできるフィルターメーカーだ

世の中、単眼と複眼で生きていかないといけないと思う。悲しいし虚しいことだが仕方ない。

 単眼とは、つまり自分の五感から来る本当に理想とするような行動だ。人を助ける、とか。世の中の役に立つとか。あるいは、自分が好きなことで、その楽しさを人に知ってもらいたいがために広めること。なんでもいい。一方、複眼とはこの逆のことになる。マーケティングの結果得られた利益を取るような行動、あるいは頭で考えた行動。これは人それぞれだろう。

 ND16%2B製品.JPG本当は、単眼で生きていたいのだ。だが、家族がいるとか、貧乏は嫌だ、とか。文化的で最低限の生活をしたいから、とかいろいろな理由があり、多くの人は複眼も持たないといけない。この部分に、ある種の哀愁も漂うのだが、まぁ、それはいい。

 具体的に言うと、好きな事を目一杯追求するのはありとしても、その一方で食べていく手段を確保しないといけないといことだ。これは、業界紙のほうのコラム欄にも書いたのだが、夕焼け小焼け、で始まる童謡の作者は定年まで教師生活を送っていた。当時は、交通機関が発達していなかったので、その勤務先から帰宅するまでの延々と続く道のりを歩いて、ふと見上げた空を見てこの詞を思いついたようだ。何やら、疲れたサラリーマンの哀愁を感じるし、単眼と複眼で生きる人間の強さも感じる。

 他にも、海外ではシューリマン、日本では伊能忠敬あたりが単眼、複眼の両眼で生きた感じが強い。商売をやっていて落ち着いてから、やっと好きなことをしたわけだ。商売の合間には独学で勉強もしただろう。その時の疲れているが遠いものを見つめるような目つきには、何とも言えない強さを感じそうだ。

 この単眼、複眼のパターンは、人物だけではなく、企業に関しても言える。よくメセナというが、本当に世の中にダイレクトに貢献することをする一方で、利益活動もしないと営利法人ではない。法律屋が、このダイレクトに貢献することをやるとプロボノ活動ということになるが、日本の場合は弁護士さんが大増員されてもはや、そんなことをする余裕はないだろう。そういえば、昔、星新一だかの小説で、やたら困っている人に施しをする青年の話を読んだことがあった。人から神様、と言われたのだが、実は区役所の職員で、後で役所側にバレて精神の病ということにされてしまった。青年は最後に言う。「これが、公務員の本来の役割なのではないか」と。なかなか奥が深いが。単眼は例え、公務員の世界でも異端視されるということをよく表している。

 まぁ、この単眼、複眼はどうせ必要なのだから、あとはバランスをどうとるかだろうなぁ。。

 ところで、写真用品である。フィルターの専業メーカーであるマルミ光機は、このバランスが非常に良く取れている企業だと思う。商材の展開が非常に良いのだ。まず、専業メーカーとして、エントリークラスからプロレベルまで、幅広い客層をターゲットととする品揃えをきっちりとしている。その一方で、最近、育ちつつあるエントリーからステップアップしてきた層のフォローをきっちりとしているのだ。具体的には、NDフィルターに関する販促展開で、ステップアップしたばかりの層にもNDの良さや特徴をきっちりと伝えるようなPOP作りなどを企画している。よりハイアマのほうに提案しつつ、エントリークラスのものや、女子に人気のカラー枠フィルターなどもきっちりと展開している。

 まさに、マルミ光機は単眼を意識しながら複眼で展開できるフィルター販売戦略をとっている、のだ。

 しかし・・本当に単眼と複眼は大事だよなぁ。こちらも安い酒ばかり飲んでいると思われがちだが、たまには良い酒も呑むのである。裕福な親戚の家にお邪魔したときは・・。これぞ、単眼と複眼のバランスである。

スナップズームはケンコー・トキナーらしい組み合わせるための用品だ

  人間の性質に関しては、ほとんどが遺伝で決まってしまうようだ。

  体質に関しては、よく言われることだが、実は性格と言うか性質のようなものもほとんど遺伝という結果が出ている。特に、サイコパスに分類されるような性質などは、8割以上が遺伝という結果らしい。意外なことに、ごく些細な趣味や嗜好なども同様で、生まれたすぐ後で離ればなれになった双子の多くが同じ様な嗜好となり、選ぶ配偶者の名前まで同じだったという驚くべきケースも報告されている。

 ということは、ほとんどの人間が自分で選んだように思われる嗜好や志向も実は、ほとんど遺伝子がさせているということになる。もっとも、世間ではこれを否定する動きがある。人間の嗜好は環境に影響されることが多いと。だが、では前述の双子の例はどうなるのか。だいたい、糖尿病になりやすいとか、ガン家系だとか、心臓病の家系などといったことは、皆認めているのに、何故性質までは認めようとしないのか。不思議だ。

 自分探しといって、手間をかけて世界一周をしたりする若者の姿が見られたが、何のことはない。自分の親や祖父母などを見れば、自分がよくわかるのだ。

 もっとも、このことは否定的にとらえる必要などない。糖尿病の情報などと同じで、こういう性質だから気を付けないといけない。あるいは、こういう志向になりそうだがら、そちらのほうで進路を考えたほうがいいとかの参考情報にすればいいのである。遺伝情報は否定したりするのではなく、活用していくということだ。

 スナップズーム.jpgと、ここで話がずれる。生臭いが政治の話になる。現在、都知事選の真っ最中だが、今回の候補者を見ると、敏腕ジャーナリスト、切れ者の官僚、あるいは立候補を取りやめたが、良心的で尊敬できる弁護士、などはいる。が、本来は政治家を選ぶ選挙ではないのだろうか。そういう点では、遺伝子情報というのは無視した立候補者が多いという事にならないか。いくら、立場が変わったところで今更、資質はさらに変えられない。もっとも、あの政治家の立候補者は個人的には好きなタイプではない。だが、日本の首都の顔ということで、国際的な感覚という点からも絞られるのは仕方ないような気がする。

 だが、繰り返すが個人的には好きにはなれない。何故なら、都知事選に立候補を決めるときに、情勢を見て、などとコメントしたうえで、あまりにも間隙を縫うような策を弄したのである。もともと、こういうことをやりたいから、都知事に立候補をしないといけない、というポリシーを最初に語らずに、あからさまに打算で動いた感じがしたからだ。まぁ、都政の古い体質とも戦う覚悟をしめているし、この人物でほぼ仕方ないのかなとも思う。

 もっとも、個人的に一番面白いと思う候補は、上杉隆氏である。彼の場合は、元ジャーナリストと敢えて名乗っているが、なかなか記者としての経歴も華々しい。ただ、ジャーナリストとしては、結局は限界を感じたのだろう。その結果、どうしたか。ジャーナリストという肩書そのものも捨てて、あくまで個人として生きて発言していく道を選んだのである。もともとの自分の生活者としての原点に立ち返った。その視点を活かして、今回の都知事選では、いろいろと訴えていくと思う。

 どうしても、ある種の組織や肩書に縛られていると、自分の視点がなくなってしまうか。抑えすぎた結果、何がなんだかわからなくなる。ここで、上杉氏の場合は、世間で得られたもの以前の自分の遺伝から受け継いだ自分自身に立ち返ったのである。これは、個人的に面白い候補だと思う。

 ということで、愚にもつかない政治ネタを書いてしまったが・・写真用品である。ケンコー・トキナーにスナップズームという製品がある。この製品これだけでは意味をなさない。スマホと双眼鏡を組み合わせるとか、そのための機材である。ある種の夢の実現に手を貸した商材なのだ。例えば、スマホと双眼鏡をくっつけられたら、と漠然と思った願望を実現させたのである。もっとも、このベースには、ケンコー・トキナーの遺伝情報がある。即ち、幅広い商材を扱い、何かと何かの組み合わせの発想ができるケンコー・トキナーだからこそ発売できる商材なのである。

 まさに、スナップズームはケンコー・トキナーのDNAをフル活用させた商材、なのだ。

 しかし・・本当に遺伝だよなぁ。。親戚が集まると、だいたい父親が酒飲だったという話を聞く。あの人の子供なら酒飲めるだろう、とばかりつがれまくる。まぁ、そういうときはだいたい良い酒が多いので、しぶしぶいただくのだが。。

トキワカメラの秀吉流人材戦略でスマイルメディくんのスマイルもあふれそうだ

  業界にはトキワカメラという勢いのあるネット系の専門店がある。創業者である現会長は、松戸を中心としたDP店からいちはやく業態転換して今のポジションの土台を作り上げた。その後に、得意とする電池販売なども手掛けて、今や学習塾事業やレストラン経営にまで関わっている。

 そこの二代目の現社長は、創業者タイプの会長とはまた違ったタイプの辣腕経営者で、コンタクトレンズ事業など、積極的に新規事業に手を出して売り上げをあげている。つい最近、ここに取材に行ったのだが、その時に説明された新製品は、高齢者向け商材となる「スマイルメディくん」であった。

 medi2-640x360 (320x180).jpg要は、複数の薬を定期的に飲まなければいけない高齢者の方々に、その飲む時間などをお知らせしてくれる機材で、ついでに健康に対するうんちくや早口言葉を話してくれる。ちなみに、トキワカメラではそのほかにも介護系の商材として、くまの子くーちゃん、という話して歌うぬいぐるみもあり、これは結構人気だ。介護事業者のほか、紙媒体の通販などで幅広く売れている。

 さらに、同社では少し前から始めた酒類販売も好調だ。特に、「ときわ盛り」という酒などは非常に美味しいらしい。

 まぁ、ここまでは業界紙のほうにも書いたネタなのだが、感心したのは現在の同社の社長の人材戦略である。即ち、もともとの基盤であるネット小売店のほうは、あくまで地道に現在の内部スタッフを使い、こまかく手を尽くしていく。大事なルーティンワークなのである。では、スマイルメディくんのような拡張する新規事業はどうやってチームを組んでいるのか。これを聞くと、あくまで外部の人々と、そのケースごとにプロジェクトを組んでいくとのことであった。ルーティンは内部でコツコツ、派手な新規事業は外部でチーム。バランスが取れている。

 この人材戦略は、どこかで聞いたことがある、と思っていたのだが。思い出した。豊臣秀吉とやり方が同じなのだ。秀吉の場合は、要は内部的な仕切りは、全て自分が養成した官僚群にやらさせていた。石田三成や増田長盛、長束正家などである。さらに、例えば北条攻めや九州平定、朝鮮出兵などは、その都度、徳川家康や黒田官兵衛など、その都度、自前養成組ではない外部スタッフを登用。これらの大名たちのもともとの兵力などを背景にチームを組んで行っていた。つまり、ルーティンは内部で、新規事業は外部スタッフとのプロジェクト制にしていたのである。

 図らずも、千葉の松戸にあるトキワカメラが秀吉流のやり方で新規事業を手掛けているのは面白い。既に、コンタクト事業も順調なので、介護や医療系でますます発展しそうだ。さらに、優秀な人材は自前の学習塾事業で養成して一流大学に合格させて連れてくるのだろうから、これも面白いやり方だ。

 まさに、トキワカメラの秀吉流事業戦略でスマイルメディくんも売れてスマイルが溢れそう、だ。
 
しかし・・本当にそうだよなぁ。ここは面白いくらい勢いがある。派手なパフォーマンスをやらないために、サトーカメラのように目立たないが、今勢いがある業界企業をあげるとしたら、ここだろう。これから、次は何の事業に進出するのか。楽しみである。ついでに、清酒「ときわ盛り」も美味しそうだ。いつでも、試飲には応じますので。。

 あっ、あとトキワの近くには、新興勢力である山田屋写真用品もある。こちらは、台紙中心だが、実はトートバッグなど、一般用品も扱って売り上げを伸ばしている。松戸というのは、戦国大名を発祥させる土地なのか。。

オリエンタルホビーのクランプポッドは柔軟でお洒落なアイテムなのだ

 元AKBだかなんだかで、卒業して舞台に出た女性のコメントがよかった。今後の方向性を問われて、ふわっと流れに任せていく、といった趣旨のことを語っていたのだ。

 おりほび (320x320).jpgこのふわっと、流れに任せるというのが結構難しい。何故なら、多くの人間が知恵を絞り、意識的に方向性を決めて突き進もうとするからだ。だが、少なくても自分を顧みた場合、これはと意識して突き進んだことというのは、情けないがことごとくモノになっていない。。もちろん、ほんの少しの成功体験くらいはある。だが、それさえ、その場だけで後に活かされてなかったりしている。むしろ、何となく成り行きに任せてズルズルと手がけたことが少しはモノになっているような感じだ。

 以前に、この欄では起業家のスタートしてすぐの行動を取り上げた。そこでも触れたように、多くの有力な起業家が、自分がやりたかった真正面の分野ではなく、取り敢えず流れに任せてスタートさせた分野をそこそこ成功させてから、やりたかったことに移っている。つまり、最初は、ふわっとなりゆきに任せて、なのだ。

 この柔軟性が成功の秘訣なのかもしれない。だいたい、多くの人間が誤解しているのだが、自分という一個人はそれほど大したものではないのだ。それを人は直感的にわかっている。だから、世間には自己啓発本が多数生まれて、その自分を変えようと実践したがる。が、自分から逸脱したことなんてのは長続きするわけがない。それをわかっているなぁと思うのは、お笑いコンビのオードリーの若林氏だ。著書によると、彼自身も一度は自己を偽ろうと、一日の終わりに楽しかった事のみ日記につけるという自己啓発本ネタをしてみたのだが、「今日も、はなまるうどんが美味しかったです」が続くことになり逆に虚しくなったと語っている。その結果、彼の得た結論は、人の性格なんて形状記憶合金みたいなもので、決して変わらないということだ。

 これは、確かにそうだと思う。人の性質なんて何をしようが変わりはしない。だから、同じ失敗も繰り返す。なので、自分に期待してもしかたない。むしろ、外部のなんとなくのチャンスに乗るといった部分にこそ、目に見えないような運の流れがある。そこに自然にふわっと乗るかだ。そのためには、それに乗れるような準備をしておくことだろう。直感的にまずいと思ったら、物も環境も捨てて身軽になっておく。これが重要なのだろう。

 ところで、写真用品である。オリエンタルホビーが国内販売を行っているテイクウエイのT1クランプポッドは、トラベルポッドとして、旅行先の手すりにでも巻きつけたり、挟んだりして固定することができる。もちろん、普通に三脚のように立ったりすることもできる。しかも、形状が非常にお洒落であった。まさに、柔軟でお洒落だ。

 テイクウェイのクランプポッドは柔軟さとお洒落さを兼ね備えている、のだ。

 しかし、本当に柔軟さがいいよな。これは、最近の政治家にも言いたいが、ふわっと成り行きに任せて追い風に乗って出馬するのが当選するのである。崖から飛び降りたら落ちるだけだと思うのだが・・。