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マルミのクリエィションシリーズは2017年の写真用品を渋く際立たせるのだ

 さて。明けましておめでとうございます。と、先に言っておく。明ける時間はアルコールのせいで心神耗弱状態かもしれないからだ。

 4サイズ.jpgで、皆様。2016年はどんな年だったでしょうか。こちらは、相変わらずに生焼けの焼き芋のようでしたが、それはいい。それより、年末に驚いたのが新聞広告である。SMAPへのメッセージである。何かファンが集まったらしいが。大したものだ。だが、ちょっと不思議なのは、解散云々の話が出る前は、嵐の台頭で追い詰められるとかいう感じではなかったか。こういう状況になったら爆発的な盛り上がりを見せるというのは、乱世にこそ真価が目立つ感じで、ちょっと興味深い。

居なくなると、その素晴らしさがわかるというやつだ。

幕末の頃に内ゲバを繰り返していた土佐藩は武市半平太という逸材を処刑し失った。案の定、明治になり土佐閥の勢いは弱くなり、山内容堂も後悔していた。これは、平野国臣を繋ぎ止められなかった福岡藩も同様か。後悔先に立たずか。

もっとも先に立つこともある。永年の友人は、一度ふった女性の良さに気づき、改めて交際を申し込み結婚した。もう三人の子供の堂々たるオヤジだ。これなどはいい。もっとも最近は子供の進学費用で疲れてるが。あるいは、竹中半兵衛のように黒田官兵衛の息子の後の長政を、織田信長の処刑命令から守り、後悔先に立たせなかった例もある。あの信長がほっとした表情を見せたから、大したものだ。

ともかく,目立たなくても実は真価の高いものは多い。そういうもにこそスポットを当てるべきだ。

そういう点では写真用品など、その宝庫だが。特に目につくのが,マルミのクリエィションシリーズだ。組み合わせのNDフィルターというのは貴重だ。まぁ、一見地味だが。実に渋い。2017年からパッケージも一新するようで、じわりじわりと売れそうだ。

まさに、マルミのクリエィションシリーズは2017年を渋く際立たせる、のだ。

しかし。。本当にそうだよなぁ。こちらも2017年は打って出る。その戦略を練るために来週は休載させていただきます。決して呑むためではないですよ。念のため。。

ニッシンジャパンは独自の営業手法でストロボ販売に光を与えたのだ

 メジャーリーグのイチロー選手が、なかなか良いことを語っていた。

 自身の名が付けられた少年野球大会での閉会式の挨拶でのことだ。要は、限界かなと思った時点より、ほんの少しの努力を重ねようというもの。

 Di700A_FR_L.jpgもちろん、こんなブログで努力の尊さなど語るつもりはない。そんなものは建前を語るのが好きな議員先生にでも任せておけば良い。だいたい、思うに。才能がないから努力するというが。こちらから見れば、努力できるという事自体も立派な才能だ。そういうのが出来たら、こちらみたいな冴えないオヤジなんて存在しない。プロスポーツの世界でも、彼は努力で今のポジションを確保した、などと言うが。なに、その競技への才能が無ければプロになれるものか。そのベースに加えて、努力する才能もあったということだろう。

 では、そういう才能が無い人間はどうしたらいのか。

 ちょっとしたたかな考え方を身につけることだ。その好例がイチロー選手のような、ほんのちょっとの工夫だ。人の二倍の努力などと言うが、そんなものは無理だ。だから、ちょっとだけプラスアルファーをすることを考える。完全主義を捨てて、別のやり方を考えるのだ。

 現状をリアルに肯定して、できることをやるということだ。

 そういう意味では、用品メーカーではニッシンジャパンの営業手法には感心する。同社はストロボメーカーだが、ニコンやキヤノンといった純正メーカーと比べると、マンパワーや資金力で劣るのは仕方がない。そこで考えたのが、ネット以外では店頭の店舗を絞り、その分、徹底してセミナーやワークショップと連動させるのだ。その店のエリア内で盛り上げを図るというわけである。この手法が軌道に乗ったのと新製品の評価で、今年も実績を伸ばした。

まさに、ニッシンジャパンは独自の営業手法でストロボ販売に光を与えた、のだ。

しかし、本当にそうだよなぁ。。人は自分なりのやり方で生き残りをかけるべきだ。なので、行きつけの大衆酒場のプチボリも仕方がないのかも。。いや、やはり許さん。その分でもう一杯呑めるじゃないか!

アガイ商事が販売するSIHLのペーパーはシンプルに写真をマスタークラスに仕上げるのだ

  世の中、最終的にはシンプルな結論に落ち着くものだ。例えば、歴史の謎ということが言われるが、結局はそんな単純なことだったのかというケースも多い。

 silksatin.JPG例としてあげると、一代の成り上がりの斎藤道三という人物などがいる。彼の業績を見てみると、凄まじい行動力と気力を感じる。流石、英雄は違うもんだと思ったのだが、最近の資料の発見によって、実は父子二代の業績だったことがわかる。即ち、一介の修行僧から長井家での一定の地位を築くまでの成り上がりが父親。それ以降が息子というパターンだ。二代かかりということを考えれば、まぁ納得できる。さらに、これはもう歴史好きでは知られているが、下克上のはじまりを創ったといわれる北条早雲などは、一介の浪人から未知の土地に来て国を盗るなど当時のまだまだ身分制度が厳しいころを考えるとありえない話を残していた。が、実はもとは当時の室町幕府の官僚出身だったようだ。幕府の権威をバックに地方の争いを鎮めるために関東に来た際に、根回しをしてそのまま国をいただいたということだ。すごいとは思うが、何となく納得はできる範囲内だ。

 実は、多くのことが実態はシンプルで回っている。そもそも、古来の剣術の極意などもかなりありふれている。もちろん、その境地にいたるまでの修練は凄まじい。だが、結論はじつにあっけない。居合という技など。要は、相手に抜く間を与えずに、こちらの刀を抜き斬撃を与えるという原理で。これだけきくとシンプルだ。塚原卜伝が創始したと言われる「一の太刀」も、何かタイミングをずらしたものではないかと言う研究者もいるし。薩摩の示現流に至っては、力技でただ初太刀で勝負する。根本はシンプルだ。

 さらに、禅の極意もそうで。ただ、自然に生きるという境地を体得するようだ。親鸞上人の教えは、ただお経を唱えれば救われるのだし、そもそも釈迦自体がスジャータによって飲み物を与えられ、中庸というごくシンプルな境地に至った、ということだ。こういう話を読んだり、聴いたりすると、こちらのような教養の無い凡人は安心する。シンプルイズペストなのだ。

 ところで写真用品である。撮影して、よい仕上がりのものをだそうと思ったら、それはテクニックもいるし機材の使い方も思想のようなものもあるだろう。だが、もっともシンプルな部分は、出力時のペーパーだ。これが、素晴らしいと、ともかく素晴らしいプリントになるという単純な理屈になる。そういう意味では、アガイがこのほど取り扱うSIHL MASTERCLASSはスイスメーカーの製品であり、ハイレベルという表現が陳腐になるほどのレベルのインクジェットペーパーだ。特にラスターフォトペーパーは豊かな味わいのある表現が可能なもの。淡くかすかに光る印象深い写真仕上がりが実現できる。この両面タイプはフォトブックにも使える。こういうペーパーを最後に使えば、単純によい作品が仕上げられる。そういうことだ。

 まさに、アガイ商事が販売するSIHL MASTERペーパーはシンプルに写真をマスタークラスにまで持っていくペーパー、なのだ。

 しかし・・本当にシンプルイズベストだよなぁ。。何事もシンプルに考えるとうまくいく。酒場でだって呑みたいものを呑めばいいのだ。あとは、懐が暖かいか寒いかの違いだけだ!

スリックカーボンポールは人の信仰心のように堅い芯を持たせる延長棒なのだ

 素人が論じていいのかどうかわからないが、逡巡も面倒くさいので書く事にする。宗教の話だ。

 いや、別に宗教を論じたり、新興宗教を勧めるつもりもない。宗教を持った人間の心の状態について書きたいのだ。というのも、ふと考えたのである。

 香港人と台湾人の違いはどこにあるのだろうか、と。

 エレベーター.jpgどちらも同じ中国系ではある。だが、本国からは実質的に独立したポジションだ。歴史もある。だが、どうも国民性が異なるのだ。もちろん、同じ中華でも民族云々という問題もあるだろう。また、政治構造の問題もある。だが、そんなことを言うつもりはない。国民性が全く異なる気がするのだ。さらに踏み込めば。。街に出た場合、台湾国民のほうが穏やかなのだ。香港人が不親切というのではない。どこかクールで突っ慳貪なのだ。もっとも、ビジネスだけをしに行くのなら、香港のほうがストレートでいいのかもしれない。あるいは、職業的に訓練されている高級ホテルのスタッフは皆、親切だ。それは、ビジネスの一環だからだろう。

 だが、普通の観光に行って、普通のホテルに泊まり、普通の食堂で食事してみると、この違いは歴然と感じるであろう。もちろん、こちらの偏見かもしれないが。。

 では、この違いはどこから来るのだろうか。これも、凡人頭脳で考えてみたのだが、一言で言うと信仰心があるかないかではないか。台湾といえば、いたるところに寺もあるし、皆大事にする。何か、心から仏教を信仰している感じだ。一方、香港では教会は比較的あるほうだが、それでも少ないほうだし。仏像も目立つところが散見されるだけで、多くはない。風水は全面的に取り入れているようだが、これは栄達のため。ある種のプラグマティズム的な観点から活用している。いい悪いではない。信仰心というのがあると、少なくとも人あたりは穏やかになるのではないか。

 これは、日本のように、信仰を持つ人と持たない人が混在している場合でも同様だ。良い悪いではない。信仰があると、どこか穏やかであり、何かに安心している感じだ。そういえば、人は絶望的な状態に陥った時に、何を心で唱えるか、というアンケート結果を見たことがある。お母さん、などと呼ぶ親孝行な人々もいたが。多くは、神様、か、南無阿弥陀仏、であった。やはり、信仰は安心感を得るものかもしれない。自分のなかに、一つの芯を生み出すのではないか。

 これまで、信仰云々など考えたことなかったが、人の心の安定には必要かもしれない、と改めて思った。もっとも、だからといっていきなり、仏陀にすがれるほど素直ではないが・・。

 ところで、写真用品である。ケンコー・トキナーは、12月16日にスリックカーボンポールを発売する。これは、三脚の雲台の上に取り付けて延長ポールとして使うものだ。一見地味だが、伸縮もレバーロック式で確実に簡単に固定できる。もちろん、堅牢性もある。きっちりとした芯になる商材なのだ。

 まさに、スリックカーボンポールは人の信仰心のように堅い芯となるような商材なのだ

 しかし・・本当に信仰心は大事だと思うが・・。実は、自分の実家が何宗だかわからないから情けない。そもそも、父が亡くなった時に、兄は葬儀屋を頼んで、そこの提携先のお寺と契約したのだから・・。まぁ、とむらいの席で遺骸の傍で酒を飲んで寝てしまい口も出さなかった自分も悪いが・・。

ギャラリーのSpace jingは写真の松下村塾だ

 今回はちょっと毛色を変える。用品のある日々だが、モノではなくスペースを紹介したい。

 都内渋谷区。表参道という昔からの由緒正しい方々と、成金が同居するエリアである。ここの一角に、著名な広告写真家の中澤久和氏の事務所がある。いや、正確に言うとあったというべきだろうか。というのも、この事務所の場所が今や、写真文化の啓蒙、発祥の場所となる写真の秘密基地になっているのだ。あっ、中澤氏の場合は、ここに実家もあり由緒正しいほうの方だ。念のために言い添えておく。

 received_1611956462277852.jpeg正式なスペースの名称はSpace Jingという。一見普通のギャラリーだが、その企画展の出展者が面白い。いわゆる大家のベテランから本当の新人の若手。場合によってはアマチュアが同じスペースで展示している。聞くと、搬入の日は時に両者が肩を並べて展示のための作業を行っている。その際に、自然とベテランが若手に写真のテクニックを教える、という流れが出来つつある。極めて自由で良い意味で緩やかな雰囲気なのだ。そこから自然と学校のようなスペースになりつつある。


 さらに、この啓蒙スペース的な流れを進めようという動きも始まっている。代表の中澤氏のもと、出展者としても常連でもある写真家の横山崇氏がフォローし、数々のセミナーを行っている。その内容は外に出ての撮影会からRaw現像のセミナー、製本セミナーと幅広い。要は、写真に関して入力から出力までトータルな学びの場になりつつあるのだ。しかも、それを楽しく、良い意味でユルくだ。

まぁ、それもこれも、そういった講師を気軽に引き受けてくれるプロが普段から集まっているからであり、ひいては、そういった人材を集め、皆が楽しめる雰囲気も作れる主宰の中澤氏の人徳なのだろう。さらに、その趣旨を理解して協力しようという集うプロらの気持ちもある。このスペースでは、飲み会も頻繁に行われている。そこでも、プロアマ問わず写真談義に花を咲かせている。素晴らしい、写真の秘密基地だ。

ところで、この自由でお互いが教え合う雰囲気というのは、何かに似ている。そう。幕末の松下村塾だ。そうそうたる人材の国士たちが集った塾だが、普段は皆で農作業もしながら笑い声も響く暖かい雰囲気だったという。

まさに、ギャラリーのSpace Jingは写真の松下村塾なのだ。

 しかし。。本当に良い雰囲気のスペースだよなぁ。きっと飲み会も和気藹々なのだろう。こちらの怒号もでるようなのとは違う(^^;